千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
最近急に気温が上がって過ごしやすいのは嬉しいものですが、同時に気になり始めるのが汗です。男性も女性もニオイは確かに気をつけたいところですが、でもみなさん汗をかかないわけにはいかないですよね、、、。
汗腺がなかったら・・?
学生の頃は、毎日のように部活動で汗をかいていたのに、大人になった今となっては意識的に運動をしない限り、まず汗をかくことはありませんよね。
たまにかく汗と言えば「失敗したかも!」と思ったときの冷や汗や体調不良時の脂汗、くらいのものでしょうかね?!「汗なんてかかないに越したことはないでしょ」とも思えてきますが、実際のところ、汗をかかずにいると何か困ることはあるのでしょうか。
実は哺乳類の中でも、全身に汗腺があって汗を大量にかく動物は、ヒトのほかにウマくらいのものだそうです。ネコやイヌは、かわいい肉球部分に汗腺が少しある程度です。
人間がかく汗は、冷や汗や脂汗などの精神的発汗のほかに、体温調整という重要な役割を担っています。体に熱を溜めこまないために、全身の汗腺が上手に調節してくれているのです。
もし汗腺が無かったら、イヌなどと同じように舌を出してハッハッと細かい呼吸をしなければならなかったのです。私たちがいつもすまし顔でいられるのは汗腺のお陰ということですね。
汗腺を刺激しましょう
しかし、スマートに体温を調整してくれているとは言っても、汗をかくとやはり困ることがいくつかあります。中でも代表的なお悩みと言えばそう、やはり「ニオイ」でしょう。
ここで注意したいのが、腋臭と汗臭さは別物であるという点です。腋臭は遺伝による場合が多く、治療で治すことが可能です。一方で「汗臭い」というのは、年齢や食べる物、ストレス強度などが原因であることが多く、生活習慣の見直しによって改善できる余地がたくさんあります。
なので汗臭いのを気にしている方も決してあきらめないで下さいね。
汗がニオイを発する原因の一つとして、汗をかく機会が少なかったために汗腺の本来の働きの一部がおろそかになることが挙げられます。汗腺は、刺激されれば本来の働きをして、ニオイを発しないサラサラの汗を出してくれます。
機能が低下した汗腺は、様々な成分を含んだ汚いドロドロの、蒸発しにくい汗を出します。
夏の始まりは誰でも汗のかき始めになりがちですが、ニオイが気になる場合は、有酸素運動をするなりして汗腺を刺激すると非常にいいでしょう。