習志野市で根本改善するなら「めぐわ整体院」

こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。

「最近、股関節が痛くて歩くのがつらい」「あぐらをかくと違和感がある」
そんな声を患者様からよく耳にします。特に女性に多いのが特徴です。

おんなまた1なぜ女性は股関節のトラブルを抱えやすいのでしょうか?

女性に多い理由① 骨盤と股関節の構造

女性は出産に備えて骨盤が横に広がりやすい形をしています。

すると股関節の角度(寛骨臼の受けの角度)が浅くなり、骨頭にかかる負担が大きくなるのです。いわば、ボールが浅い受け皿に乗っているような状態。

おんなまた2安定性が低く、筋肉や靭帯に頼る部分が増えるため、負担がたまると痛みにつながります。

女性に多い理由② ホルモンと筋肉量の差

女性は男性に比べて筋肉量が少なく、股関節を安定させる筋力が弱い傾向があります。

さらに更年期を迎えると女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少。

エストロゲンは骨や関節、靭帯を守る作用があるため、その低下が関節痛を引き起こしやすくなります。

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卵巣手術と股関節痛の関係

ここで見落とされがちなのが「婦人科の手術後に出てくる股関節痛」です。卵巣や子宮の手術を受けた方の中には、数年〜数十年後に股関節の痛みを訴える方が少なくありません。

手術では腹部や骨盤内にメスが入るため、癒着と呼ばれる“組織のくっつき”が起こります。

特に卵巣摘出後は、周囲の靭帯や腹膜が硬くなりやすく、その緊張が股関節周囲の筋肉に影響するのです。

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「昔、卵巣の手術をしたけど、50代になって急に股関節が痛くなった」
こうしたケースは決して珍しくありません。整体的には、術後の癒着によって腸腰筋や内転筋、骨盤底筋といった股関節を支える深層筋が硬くなり、結果として動きが制限されてしまう、と考えられます。

一方で、最近の婦人科手術は大きく進歩しています。以前は大きくお腹を切開していたため癒着や回復の遅れが問題でしたが、現在は腹腔鏡手術が主流。小さな傷口で済むため、体への負担も軽く、術後の癒着リスクも低くなっています。

それでも完全にゼロではなく、「小さな制限が後々大きな影響になる」ことがあります。手術から10年経って股関節の硬さが出始める、というのもその典型例です。

ケアの重要性

大切なのは「放置しないこと」。

・太ももの付け根やお尻のストレッチ
・腸腰筋のケア(股関節を引き上げる筋肉)
・骨盤周りの血流改善

こうしたセルフケアを早めに始めておくことで、術後の股関節痛を予防できます。

整体でも、股関節だけを揉むのではなく「骨盤内の動き」「腹部の硬さ」を含めて整えることが大切です。

おんなまた5股関節痛は「年齢のせい」だけでなく、女性特有の体の構造や、過去の手術歴が本当に深く関わっています。

最近の医療技術の進歩で術後は快適になりましたが、それでも数十年後に症状が出ることは十分考えられますし、実際にあります。

もし「股関節が硬いな」「昔の手術と関係あるのかな?」と思う方は、ぜひ早めにご相談ください。今からのケアで、10年後・20年後の動きやすさが変わります。

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