整体に対して「痛そう」といったイメージを持つ方は少なくありません。
痛みが生じるというイメージは、ボキボキっという骨の音や、体の歪みをもとに戻す=痛みを伴うと思われやすいことなどが挙げられます。
この記事では、「整体って痛いの?」という疑問にお答えしながら、体にとって良い痛みと悪い痛みについても紹介します。
痛そうなイメージから、整体をためらっている方の参考になる内容となっていますので、ぜひチェックしてください。
整体の治療は痛みが少ない
整体の施術は、筋肉のコリをほぐして体の歪みをもとに戻したり、血行を改善したりなどします。
その結果、痛みなどの症状が改善し、ストレスが解消され、患者様が健やかに過ごせることを目標としています。
筋肉のコリがひどい場合は施術中に痛みを感じるケースがありますが、整体師が加減しながら施術をしますので、それほど強くはありません。
施術によって老廃物が排泄することで、速やかに痛みは軽減していきます。
体をボキボキならす整体
以前は体をボキボキならして痛みを伴う整体がよくありましたが、現在ではボキボキならさないソフトな整体が主流となっています。
ボキボキならす整体は、施術によってはさらに症状を悪化させることや、脊髄や神経にダメージを与えるリスクもあります。
また、痛みがあるほうが効果は高い、ということもありません。
整体によってはボキボキならす施術を取り入れている院もありますので、通う前にホームページで確認すると安心です。
整体の後に痛くなる要因
整体の治療は痛みが少ないと紹介しましたが、施術の後に体が痛くなるケースがあります。
痛みの種類を紹介します。
好転反応
好転反応とは、施術によって体が悪い状態から良い状態へ変わるときに起きる反応を指します。
好転反応の中で痛みを感じるといわれているのは「過敏反応」です。
症状は施術を受けた翌日から3日目に起き、時間の経過とともに症状が和らぎます。
過敏反応
過敏反応とは、施術した部位の血流がよくなり、痛み・かゆみ・発汗などが起きることです。
複数の部位に不調がある時は、まず最も不調な部位に過敏反応が起き、その部位の反応が落ち着くと、次に不調な部位に反応が出始める特徴があります。
好転反応は体にとって良い経過ですので、ご安心ください。
他にも好転反応には、だるさや発熱などの症状があります。
詳しい内容は、こちらの記事で紹介しています。
ケガ
もともと捻挫や打撲などがあり、その痛みを解消するために整体に通うと、施術によって痛みが強くなるケースがあります。
整体院はケガの治療をする場所ではありませんので、外傷による痛みが強い場合は医療機関への受診をおすすめします。
内臓系の病気
内臓系の病気によって体が痛くなることもあります。
腎臓やすい臓の病気は背中の痛み、心臓の病気は左肩や左腕の痛みなど、病気と関連した痛みが生じているケースがあります。
そのままにしておくと重症化する恐れがありますので、早急な病院受診が必要です。
そのままにしてよい痛みと受診が必要な痛み
施術後にそのままにしてよい痛みは、時間の経過とともに和らいでいく痛みです。
自然に和らぐ痛みは好転反応によるものと考えられます。
受診が必要なケースは、ひどい痛みがある時や、安静時でも痛みがある時です。
施術によって損傷した恐れがありますので、医療機関へ受診しましょう。
整体へ通うなら事前に確認を忘れずに
現在の整体の主流は痛みが少なく、ソフトな施術がほとんどです。
しかし、整体院によって施術内容は異なりますので、事前に確認しておくと安心です。
整体院のホームページや、口コミ・評判などを参考にしましょう。
当院では、患者様のお悩みに寄り添い、体の不調が改善するように最適な施術をしております。
施術中や施術後の痛みが不安な方、体の不調にお悩みの方は、いつでもご相談ください。