こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
先日、48歳の女性患者さまから「閉経が近く、生理が不安定になってPMSの頭痛が長引きつらい」「生理が20日遅れて、1回なかったみたいに感じる」とご相談を受けました。
これはとてもつらい状態です。ですが、女性の身体に起こる自然な変化であり、避けることはできません。
ただし、閉経を少しでも穏やかに迎え、PMSの症状を和らげる方法はあります。
そのカギとなるのが「卵巣への血流」です。
なぜ卵巣への血流が大切なのか?
女性ホルモンは卵巣でつくられます。ところが、40代後半にさしかかると卵巣機能は少しずつ低下し、ホルモン分泌が不安定になります。
血流が悪いと必要な酸素や栄養素が届かず、卵巣の働きはさらに低下してしまうのです。
実際に、閉経が近づく女性の多くにみられる症状──
• 生理周期の乱れ
• PMS(月経前症候群)の悪化
• 頭痛やめまい、イライラ
• 関節のこわばり
これらは卵巣周辺の血流不足が一因とも考えられます。
当院でできるサポート
当院の施術では、骨盤のゆがみや股関節まわりの硬さを整えることで「卵巣への血流改善」をしていきます。
骨盤が前後に傾いていたり股関節が固まっていたりすると、骨盤内の血流は滞ってしまいます。
施術で筋肉と関節をゆるめると「ぽかぽか温まってきた」という感覚を持たれる方が多く、これは血流が改善しているサインです。
また、自律神経の乱れもPMSや頭痛を悪化させます。整体の施術で呼吸が深くなり、副交感神経が優位になると、ホルモンバランスの乱れをやわらげることができます。
また、整体の効果を持続させるには、セルフケアも大切です。
今日は卵巣の血流を促す「骨盤ほぐし体操」をご紹介します。
① 仰向けに寝て、両膝を立てる
② 膝を左右にゆっくり倒す(腰をねじるイメージ)
③ 1分間ほど繰り返す
この体操は股関節と骨盤の動きをやわらかくし、骨盤内の血流を改善します。
寝る前に取り入れるとリラックス効果も期待できます。
栄養と生活習慣も大事
血流をよくするには食事も欠かせません。
• 鉄分:赤身の肉やレバー、ほうれん草
• ビタミンE:ナッツ類やアボカド
• 良質な油:オリーブオイルやアマニ油
これらをバランスよく摂ることで、卵巣の働きをサポートできます。
閉経が近づく女性の身体は、誰にでも起こる自然な変化です。ですが、その過程でつらい症状が長引くと、心身ともに大きな負担となります。
整体で骨盤や股関節を整え、卵巣への血流を改善することは、PMSの緩和や閉経を穏やかに迎えるための大きなサポートになります。
悩みをひとりで抱え込まず、ぜひご相談くださいね。