こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
ここ最近、急に涼しくなって「腰が痛い」「ギクッときそうで怖い」という方が増えています。
なぜ気温差で腰が痛くなるの?
人の体は気温の変化にとても敏感です。
特に、10℃前後の急激な気温差があると、自律神経が乱れて血流が悪くなります。
すると、筋肉がこわばって柔軟性が落ち、腰に余計な負担がかかってしまうのです。
寒暖差は「血管の収縮と拡張」を繰り返させます。
このとき血流が滞りやすくなり、筋肉内に疲労物質がたまりやすい状態になります。
これが腰痛の原因のひとつ。実際、季節の変わり目にギックリ腰を起こす人はとても多いのです。
ギックリ腰一歩手前のサイン
• 立ち上がるときに腰が重い
• 長く座っていると腰がつらい
• くしゃみや咳で腰が響く
• 朝起きたときに動きがぎこちない
こうしたサインが出ているときは、ギックリ腰になる前兆の可能性があります。
無理をせず、腰に優しい動作を心がけることが大切です。
予防のポイント
1. ストレッチを習慣にする
寒暖差でこわばった筋肉をやさしく伸ばすことで、腰への負担を和らげられます。特にお尻・太ももの裏・股関節まわりをほぐすと効果的です。
2. 体を冷やさない
夜は涼しい日が多いので、腹巻きや薄手の毛布を活用して腰を冷やさないようにしましょう。冷えは筋肉の緊張をさらに強めます。
3. こまめに動く
長時間同じ姿勢をとらず、1時間に一度は立ち上がって軽く体を動かすようにすると血流が改善します。
4. 水分をしっかりとる
血液の流れをスムーズにするには水分補給も欠かせません。喉が渇く前に意識的に水を飲むことが大切です。
昨日来られた患者さまの一人は「急に涼しくなったから、腰がギクッとしそうで不安」とおっしゃっていました。診てみると、腰だけでなく股関節や肩まわりが固まっていて、腰が代わりに無理をしている状態でした。こうしたケースはまさに「ギックリ腰一歩手前」。
施術とセルフケア指導で軽快されましたが、早めに来院してくださったのが功を奏しました。
腰痛が悪化する前に
寒暖差による腰痛は「気温差が原因だから仕方ない」とあきらめる必要はありません。
• 筋肉をやわらかく保つ
• 体を冷やさない
• 日常生活でこまめに動く
これらを意識するだけで大きな予防になります。