こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
「更年期になると骨盤がゆらぐ」と聞いたことはありますか?
 これは、単に骨盤が歪むという意味ではなく、ホルモンの変化によって骨盤まわりの安定性が一時的に失われるということなんです。
 体の芯である骨盤が不安定になると、腰痛や股関節痛、姿勢の崩れ、下腹ぽっこり、さらには尿もれなど、さまざまな不調が現れやすくなります。
体の芯である骨盤が不安定になると、腰痛や股関節痛、姿勢の崩れ、下腹ぽっこり、さらには尿もれなど、さまざまな不調が現れやすくなります。
ホルモンの変化で骨盤が不安定に
更年期おおよそ(45〜55歳)は、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌が急激に減少します。
エストロゲンには、肌や血管の健康を保つだけでなく、靭帯や関節をしなやかに保つ作用もあります。
このホルモンが減ると、骨盤を支える靭帯が硬くなったり、逆にゆるんだりして、バランスが取りづらくなるのです。
 その結果、
その結果、
  • 骨盤が開いたまま締まりにくい
  • 左右の高さや傾きが不安定になる
  • 骨盤底筋がうまく働かず、内臓が下がる
 といった「ゆらぎ状態」が起こります。
骨盤のゆらぎがもたらす不調
骨盤は身体の「土台」です。ここがゆらぐと、上半身にも影響が出ます。
 たとえば、
  • 腰や股関節の痛み
  • 肩こりや頭痛
  • 背中やお腹のハリ
  • 呼吸の浅さや冷え
 など、一見関係なさそうな不調も、実は骨盤の不安定さから始まっていることが多いのです。
 また、更年期特有の自律神経の乱れも拍車をかけます。
また、更年期特有の自律神経の乱れも拍車をかけます。
 ホルモンバランスが変化すると、交感神経が優位になりやすく、筋肉がこわばりやすくなります。
 その結果、骨盤がさらに動きにくくなり、血流も滞ってしまう悪循環に。
更年期は身体の「再調整の時期」
当院の考えでは、更年期は体が次のステージに向けて再調整している時期。
 思春期や出産期のように、女性の体は一生を通してリズムを持っています。
 その最終段階である更年期は、「閉じて安定していく方向」へ移行する過程。
 だからこそ、一時的に体が揺らいだり、心身が敏感になったりするのです。
 この「ゆらぎ」は決して悪いことではありません。
 ただ、長年の姿勢やクセで歪みが強い方は、骨盤が偏ったまま固まりやすいため、放っておくと痛みや倦怠感が慢性化してしまうこともあります。
ゆらぎを整えるためのセルフケア
骨盤を安定させるには、
  • 股関節をやわらかく保つこと
  • 骨盤底筋を意識する呼吸
  • 下腹部やお尻を冷やさないこと
 がポイントです。
 たとえば、椅子に浅く腰かけて、背筋を伸ばしながら「ふーっ」と息を吐く。
 お腹の奥がじんわり動く感覚をつかむだけでも、骨盤まわりの筋肉が活性化します。
 体を温めてリラックスすることも、ホルモンバランスのサポートになります。
 更年期の「骨盤のゆらぎ」は、体が新しいバランスを探しているサイン。
更年期の「骨盤のゆらぎ」は、体が新しいバランスを探しているサイン。
 痛みや不調をガマンせず、正しいケアで“安定した更年期”を迎える準備をしていきましょう。
めぐわ整体院では、骨盤と自律神経の両面からやさしく整える事で、心も体も軽くなりますよ。







