こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
11月に入り、朝晩の冷え込みがぐっと強くなってきましたね。
この時期になると、「腰が重い」「関節がギシギシする」「肩がこる」など、慢性的な痛みが悪化する方が一気に増えてきます。
寒さは血流を悪くし、筋肉を硬くしてしまうため、痛みの大きな原因になります。
でも実は、食べ物の力で「身体の内側から温める」ことができるのです。
冷えが痛みを悪化させる理由
体\が冷えると、血管が収縮して血流が悪くなります。
その結果、筋肉や関節の中に老廃物や炎症物質がたまり、痛みを感じやすくなるのです。
特に女性は冷えやすい体質の方が多く、冬に慢性痛が悪化しやすい傾向があります。
腰痛、肩こり、関節痛、神経痛——これらの背景には「血の巡りの悪さ」が隠れていることが多いのです。
身体を温める“意外な食べ物”とは?
「生姜」や「唐辛子」は有名ですが、ここではちょっと意外な温め食材をご紹介します。
① 発酵食品(味噌・納豆・キムチなど)
腸内環境を整えることで“体温を上げる力”を高めます。
腸は免疫と代謝の中心。腸内が温まると血流が良くなり、全身の冷えが軽減されます。
② 根菜類(ごぼう・レンコン・人参など)
地中で育つ野菜は体を内側から温める作用があります。
繊維質も豊富で、腸を刺激して巡りを促す効果も。
特に冬は「根菜の味噌汁」が最強の温活メニューです。
③ 黒い食材(黒豆・黒ごま・ひじき)
中医学では「黒」は腎(じん)を養う色。
腎の働きは冷え・疲れ・老化に深く関係しており、黒い食材を摂ることで冷えに強い身体を作るサポートになります。
④ 甘酒
「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒。
米麹から作られたものは血糖値を安定させ、代謝を上げる効果も。
夜のリラックスタイムに少し温めて飲むのもおすすめです。
体を温めるには、食材だけでなく**「温度」**も大切です。
冷たい飲み物やサラダを常に摂っていると、どんなに良い食材でも体が冷えてしまいます。
特に朝は温かいスープや味噌汁を一杯飲むことで、1日の体温がぐっと上がります。
また、夜は「内臓を冷やさないこと」。
冷たいビールやアイスは血流を一気に悪くするため、慢性痛がある方は控えめにしましょう。
“巡りのいい身体”が痛みを防ぐ
慢性痛の根本原因は「巡りの悪さ」。
整体で筋肉や関節を整えることはもちろん大切ですが、
日常の食事で“温める力”を養うことで、体はもっとラクになります。
痛みのない身体は、日々の小さな積み重ねから。
まずは今夜、あたたかいお味噌汁と根菜のおかずをゆっくり味わってみてください。
それだけでも、明日の朝の体の軽さが変わってきます。
- 冷えは慢性痛を悪化させる最大の要因
- 「発酵食品・根菜類・黒い食材・甘酒」で内側から温活
- 食事の温度にも気をつけて
- “巡りのいい身体”こそ痛みをやわらげる近道
11月からの季節の変わり目。
食べて温めて、冬を軽やかに乗り切りましょう。







