こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
紫外線が強くなる季節。
毎朝、しっかり日焼け止めを塗るのが「大人の常識」になってきましたよね。
でも実は最近、40代〜50代の女性の間で、骨粗しょう症のリスクが高まっているというデータ
が注目されています。
その大きな要因のひとつが、「ビタミンD不足」なんです。
そしてこのビタミンD、[私たちの肌が太陽に当たることで“体内でつくられる]
という、少し特殊なビタミンなんです。
ビタミンDは“骨の守り神”
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨の強さを保つ働きがあります。
ところが、日焼け止めを毎日全身にしっかり塗っていると、紫外線が肌に届かなくなり、体内でのビタミンD合成がストップしてしまうのです。
これは「骨を育てる栄養」が入ってこないということ。
日焼け止めを塗る=骨に栄養をあげない…なんてことになっていたら、本末転倒ですよね。
じゃあ日焼け止めをやめるべき?
いいえ。紫外線を無防備に浴びるのは、やっぱり肌の老化やシミ・しわの原因になります。
必要なのは、“正しく使うこと”です。
✅長時間の外出時やレジャーではしっかり使う
→顔・首・手の甲など日焼けしやすい部分を重点的に。
✅朝の家事や通勤レベルでは、薄く塗る or 軽い日焼け止めでOK
→完全遮断しなくても十分です。
✅全身に毎日ベッタリ塗るのは逆効果
→日焼け止めは「肌のバリア」、でも「骨の敵」にもなりうるんです。
骨粗しょう症にならない日光の浴び方
おすすめは、1日15分〜30分、朝か夕方に手のひらや足の甲を日光に当てること。
実は、服の上からでもある程度の紫外線は届きますし、完全な「日陰」ではなくても、日常生活で
光に触れることで十分ビタミンDはつくれます。
また、こんな工夫もおすすめです:
🔵ベランダでの朝のストレッチ
🔵日傘を“軽く透けるタイプ”に変えてみる
🔵通勤時に少し歩く時間を増やす
食べ物からもビタミンDを
ビタミンDは食事からも補えます。特におすすめは
• 鮭・サバ・イワシなどの青魚
• 卵黄
• きのこ類(干ししいたけが特に◎)
• ビタミンD強化の豆乳紫外線カットしすぎた日は、食事で補う意識を持つと安心ですね。
美肌も大事。でも、骨はもっと大事。
年齢を重ねても、自分の足で歩き、姿勢よく立ち、笑って過ごすには――
「骨の強さ」がすべての基盤になります。
そのためには、日焼けを恐れすぎないこと。
そして、肌と骨、両方を守るバランス感覚が何より大切です。
日焼け止めを上手に使いながら、今日から“骨にいい光”も味方につけていきましょう。