こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
昨日、『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜 南海ミッション』を観てきました。
あんなに映画館で涙をこらえるのに必死になったのは、久しぶりです。
何度も「もう無理かも…」って思うような場面があるんですが、そのたびに誰かが命をつなぎに来てくれる。
その“助けが来るタイミング”が、絶妙なんです。
あれはもう、ドラマというより“現場のリアル”。
救命って、あんなふうに一瞬一瞬の判断と、誰かを信じることの連続なんだなと、
深く感じました。
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映画の舞台は、噴火が起きた南の島。
医療も救助も届かないなかで、人と人が支え合いながら生き延びようとする。
特に胸を打たれたのは、田舎や離島の人たちの“自己犠牲の精神”でした。
自分が逃げるより、誰かを守る選択をする姿に、何度も心が震えました。
普段私が暮らしている千葉では、災害や混乱の中で「自分だけでも助かりたい」と思ってしまう人も多い。
それは決して悪いことではないけど、
この映画の島の人たちの「誰かのために動く」姿勢に、
何か大切なことを思い出させてもらいました。
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私は整体師として、日々多くの方の身体に触れています。
急を要する医療とは違いますが、痛みで笑えなかった人が笑顔を取り戻していくプロセスには、
やっぱり“命と向き合う重み”があると感じています。
映画の中で、「あなたが来てくれたから、助かった」と言われるシーンがありました。
それは救急ドクターのセリフだったけど、
私も、そう思ってもらえる整体師でありたいと思いました。
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整体院は、命を救う場所ではないかもしれない。
でも「この痛み、もうどうにもならない…」と絶望していた人が、
たった一度の施術や言葉で「またがんばってみようかな」と思える瞬間がある。
それって、救われることだと思うんです。
あの映画を観た帰り道、
なんだかいつもより、患者さんの身体がいとおしく感じました。
この手が、誰かの希望になれるように。
私も、私なりの“MER”として、今日も現場に立ちます。
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あなたも、ぜひ観てみてください。
そして終わったあと、自分の大切な人のことを少しだけ思い出してみてくださいね。