こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
夏の暑さが和らぎ、急に涼しくなった今日この頃。朝晩の空気の冷たさや昼との寒暖差に、
「体がだるい」「気分が落ち込む」といった不調を感じている方も多いのではないでしょうか。
特に女性は、自律神経が繊細に反応するため、この時期に体調を崩しやすいのです。
夏の疲れと寒暖差が心身を揺さぶる
夏の間は、強い日差しや高温多湿の環境にさらされることで、私たちの体は知らず知らずのうちに疲労をため込んでいます。
そこに急な涼しさが加わると、自律神経が対応しきれず、肩こりや頭痛、腰痛、気分の落ち込みといった症状が現れやすくなります。
また、ホルモンバランスの影響を受けやすい女性にとっては、この「寒暖差ストレス」が生理前の不調(PMS)や更年期の揺らぎを強めてしまうこともあります。
自律神経を整えるカギは「呼吸」
そんなとき、特別な道具も運動もいりません。
誰でもすぐにできるケアが「呼吸を意識すること」です。
呼吸は自律神経に直結しています。緊張しているときは呼吸が浅くなり、リラックスすると自然に深くなります。
つまり、呼吸をコントロールすることで、乱れた自律神経を整えることができるのです。
ポイントは 「鼻呼吸」 と 「ゆっくり吐く」 こと。
口呼吸は体を乾燥させやすく、自律神経を乱しやすいので、できるだけ鼻で呼吸をするように意識しましょう。
おすすめは「4-8呼吸法」です。
1. 鼻から4秒かけて息を吸う
2. 8秒かけて、ゆっくりと口から息を吐き出す
これを5回ほど繰り返すだけで、交感神経の高ぶりが抑えられ、副交感神経が優位になり、体も心もふわっと緩んでいきます。特に寝る前や、イライラ・不安を感じたときに行うと効果的です。
秋を楽しむ心と体をつくる
呼吸を整えることは、単にリラックスするためだけではありません。
血流や代謝を高め、冷えや肩こり、頭痛といった女性に多い不調をやわらげてくれます。
さらに、自律神経が整うと、ホルモンバランスも安定しやすくなり、美容や睡眠の質にもプラスの効果をもたらします。
秋は美味しい食材や、紅葉など楽しみがたくさんある季節。
だからこそ、その魅力を心から味わえるように、まずはご自身の心身を整えてあげてください。
「なんとなく疲れている」「気分が晴れない」と感じたときは、深呼吸をしてみましょう。
4秒で吸って、8秒で吐く。ただそれだけで、あなたの体は少しずつ元気を取り戻します。
季節の変わり目だからこそ、自分を大切にする時間を持って、心も体も健やかに──
そして秋を思いきり楽しみましょう。