千葉県習志野市のめぐわ整体院の牧野です。
今日もブログへの訪問、誠にありがとうございます。
今回は「膝が痛いけど正座がしたい」という事で膝の痛みを改善して正座ができるようになるセルフケアについてお伝えしたいと思います。
動画はコチラ↓
患者様からのご相談
なぜこの話をするのかというと、先日いらっしゃっていただいた60代の女性の患者様で膝の痛みでお困りで、正座ができるようになりたいという事でご相談を受けました。
日本舞踊の先生をやられているという事で着物をきて正座ができるようにならないといけない。
生徒さんに迷惑をかけるわけにはいかないという事でした。
最初は膝が突然重くなって腫れて来て、整形外科で水を抜いたりヒアルロン酸の注射をしたりしてある程度痛みは取れたけどもリハビリを受けても可動域が全然戻らない、。
整形外科の先生に正座ができるようになりたいとお話しもしたそうなんですけど、その先生は自分も正座できないので気にしないで良いですよ、正座できなくても生活できますからと言われてしまったそうです。
同じような想いをされている方も多いと思いますので、今回は膝の可動域を広げて正座ができるようになるセルフケアという事でお伝えしていきたいと思います。
膝の可動域を広げるには
膝の可動域を広げて正座ができるようになるためには膝に関わる筋肉を緩めていく事と、関節の動きを理解して可動域訓練をしていく事が重要です。
⓵伸びるべき筋肉、縮むべき筋肉
膝を曲げていく為には、伸びるべき筋肉がしっかり伸びて、縮むべき筋肉がきちんと働くことが重要です。
伸びるべき筋肉は大腿四頭筋です。大腿四頭筋は4つの筋肉からなりますが、膝を曲げる場合には大腿直筋の柔軟性が最も重要になります。
縮むべき筋肉はハムストリングスです。もも裏の筋肉ですがハムストリングスが正常に働くことで膝を曲げることができます。
⓶終末回旋運動=スクリューホームムーブメント
膝関節が伸びきる時には膝下は外旋するといって、つま先が少し外に開くようになっています。
反対に曲げるときは膝下を内旋といってつま先を内側に入れた方が曲げやすくなります。
これは膝関節の構造がそうなっていて、この動きが阻害されていると膝痛を発症しやすくなります。
また、膝の裏にある膝窩筋という筋肉が硬くなっていると内旋・外旋がロックされてしまうのでそこを緩めていく事も必要です。
膝窩筋の起始は大腿骨の外側顆後面で停止は脛骨の後方内側上部なので膝裏を外側から内側に走る小さい筋肉になります。
正座ができるセルフケア
セルフケアとしては以下のことを動画でご紹介しています。
●大腿直筋のマッサージ
●ハムストレングスのマッサージ
●膝窩筋のマッサージ
●可動域を広げる体操
膝の痛みでお困りの方で、正座ができるようになりたい方は今回お伝えした内容をぜひ動画を見ながら実践して頂ければと思います。
今回の記事の内容に関してのご質問は公式LINEから牧野までお願いいたします。
ではまた次回の記事でお会いしましょう。