こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
近年「2040年問題」という言葉を耳にすることが増えました。
団塊ジュニア世代が高齢者となる2040年、日本はかつてない超高齢化社会を迎えます。
医療や介護の需要は急増する一方で、現役世代の数は減少し、社会保障制度は崩壊寸前になると予測されています。
「年金はもらえないかもしれない」「医療費はさらに自己負担が増える」――そんな未来を想像すると不安になりますよね。
しかし希望がないわけではありません。そのカギとなるのが「健康寿命を伸ばすこと」です。
健康寿命とは?
平均寿命と違い、健康寿命とは「介護や寝たきりにならず、自立して生活できる期間」を指します。日本人の平均寿命は伸び続けていますが、健康寿命との差は男性で約9年、女性で約12年もあるといわれています。
つまり多くの人が、人生の最後の約10年を「不自由さ」と共に過ごしているのです。
この差を少しでも縮めることができれば、本人の生活の質が上がるだけでなく、社会保障への負担も減らせます。
柔道整復師としての役割
では、柔道整復師や整体院にできることは何でしょうか?
1. 痛みを軽減し、動ける体を保つ
腰痛や膝痛は、寝たきりや要介護の入り口ともいわれています。関節や筋肉を調整することで、日常動作を維持しやすくなります。
2. 生活習慣の気づきを促す
食事、睡眠、運動のアドバイスは、医師よりも患者さんと近い距離で伝えられます。「最近歩くのが減っているな」「姿勢が崩れてきたな」といった小さな変化に気づけるのも整体の強みです。
3. 予防医学の入り口としての役割
整体院は、痛みが出る前から相談できる場でもあります。病気を診断することはできませんが、「なんだかおかしい」という違和感を共有し、必要であれば医療機関への橋渡し役になれるのです。
一人ひとりができること
• 毎日の歩行習慣を持つこと
• 関節の可動域を維持するストレッチ
• 体を冷やしすぎず、巡りを整える生活
これらは特別なことではありませんが、継続すれば確実に「自分の足で生きる時間」を延ばしてくれます。
2040年、社会保障制度が今よりも厳しくなるのは間違いありません。
だからこそ「病気にならない」「介護にならない」体をつくることが、自分自身の備えであり、
社会全体の支えにもなるのです。
柔道整復師・整体師としてできることは小さな一歩かもしれません。
しかしその積み重ねが、社会保障を支える大きな力になります。
あなたの健康寿命を1年でも長く──それが、私の使命だと感じています。