こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
「最近お腹がぽっこりしてきた…」
「夜中にトイレで目が覚める」
「長く歩くと、股関節が痛くなる気がする」
こういった小さな不調、実は共通する“見えない原因”があることをご存じでしょうか?
そのカギは、体の深部にある 「骨盤底筋」 という筋肉です。
骨盤底筋は、身体の“要(かなめ)”
骨盤底筋とは、骨盤の底で内臓を支えているハンモック状の筋肉群。
加齢や運動不足、出産などで徐々に緩んでしまう場所です。
でも、私たちはふだんこの筋肉を意識することがほとんどありません。
しかしここが弱ると、内臓が下がってポッコリお腹に。
さらに、膀胱のコントロール力も下がり、頻尿や尿もれの原因に。
そして意外かもしれませんが、骨盤が不安定になる事で股関節にも負担がかかりやすくなります。
“体型が崩れる”のは脂肪だけのせいじゃない
年齢とともに代謝が落ちて体型が変わる…と思われがちですが、
実はインナーマッスルの衰えが大きな要因です。
骨盤底筋が緩むと、内臓が正しい位置に収まらず、
下腹部が前に突き出しやすくなります。
どんなに食事に気をつけても、「内側が崩れている」と、外見にも影響するのです。
頻尿・尿もれも“骨盤底筋”が握るカギ
年齢とともに増える尿トラブルも、実はここが原因であることが多いです。
尿道や膀胱をコントロールする筋肉が骨盤底筋とつながっているため、
弱るとちょっとした動きや笑った拍子に漏れてしまうことも…。
「骨盤底筋は、トイレの我慢力」と言われるほど、密接な関係があるのです。
股関節が痛くなるのも、実は“骨盤のゆがみ”から
骨盤底筋が弱ると骨盤の位置が不安定になり、その影響で足のつき方や歩き方が変わります。
結果的に、股関節に負担が集中しやすくなり、痛みや変形の原因になるのです。
これはレントゲンでは見えない領域。
「骨には異常がないのに、股関節がつらい」という方に非常に多く見られます。
骨盤底筋は、鍛えることができます。
ただし、腹筋のようにガシガシやって鍛える筋肉ではなく、
「やさしく意識する」ことが基本。
当院では、施術とあわせて、ご自宅でできる簡単なエクササイズや呼吸法もお伝えしています。
「たったこれだけ?」というような小さなケアでも、続けることで体は確実に変わっていきます。