千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
今日もブログをご覧になって頂いて誠にありがとうございます。
3月の第二木曜日は「世界腎臓デー」に制定されています。腎臓デーってなんか地味・・と思ったあなた、確かに地味ですが、地味だからこそ本当に気をつけてくださいね。
とにかく予防が第一!
腎臓は、体内の余分な水分や塩分、老廃物などをろ過して尿として体外へ排出する働きを担っています。
ただその機能は年齢とともに徐々に低下してしまいます。腎臓が充分機能しない状態が慢性的に続く症状は「慢性腎臓病(CKD)」と呼ばれ、今や成人の8人に一人がCKDと診断されており、新たな国民病として広く注意喚起が叫ばれています。
腎臓の疾患は自覚症状がないことで知られており、「むくみがひどい」「貧血でフラフラする」「疲れやすくて毎日だるい」といった症状が出るのは、すでにかなり進行している証拠です。
そのうえ、一度悪くなったら元に戻すことができないのも腎臓の厄介なところです。
放っておけば人工透析や腎移植なしでは生命を維持できなくなってしまうので、とにかく「予防・早期発見・早期治療」が大事なのです。
肥満や運動不足などによる生活習慣病とのかかわりも深いですから、普段から食生活に気を付け、運動習慣を身につけて、心身を健康に保つことが何よりの予防となります。
そして血液検査や尿検査の数値をきちんとチェックして、ご自身の体の状態を把握するようにしましょう。
薬が腎臓病の原因に?!
腎臓疾患の原因として特に知られているのが、「塩分の摂りすぎ」。
普段から塩分控えめを心がけている方も多いのではないでしょうか。もちろん塩分を摂りすぎないことは腎臓病予防になりますが、それ以外にもあまり知られていない原因があります。
それは薬の服用です。
市販の風邪薬や鎮痛剤に含まれる非ステロイドの消炎鎮痛薬は、腎臓の働きを低下させて腎障害を招くことがあります。
頭痛や生理痛で鎮痛剤をよく飲む人、特に閉経後の女性は腎臓の検査をきちんと受けましょう。
また、薬によっては尿細管を傷つける毒となる成分が含まれるものもありますので、処方されたもの以上に薬を飲むのは控えましょう。
トイレを我慢しないことも、CKD予防のために大事なことです。仕事中にトイレに頻繁に立つのが気まずいという理由から、水分摂取を控えてしまう人もいらっしゃるでしょう。
ですが体が元気でなければ仕事にも支障が出てしまいます。水分を摂り、こまめにトイレに行ってくださいね。
腎臓を守る事があなたの健康寿命を延ばすことに繋がります。いつまでも元気でいたいという方はぜひ腎臓の事も気にかけて下さいね。
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ではまた次回お会いしましょう。