こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
最近、朝晩の気温が少しずつ下がり、また蚊を見かけるようになりましたね。
実は真夏の猛暑のときは気温が高すぎて、蚊の活動も低下します。
30℃を超えるような暑さが続くと、かえって蚊の数が減るのだそうです。
少し過ごしやすくなるこの時期こそ、蚊の活動が活発になり、刺されやすくなるタイミングでもあります。
よく知られる「刺されやすい人」の特徴
これまでにも「O型の人は刺されやすい」「肌が黒い人は蚊に好まれる」といった話は広く知られています。
実際、血液型と蚊の嗜好性に関する研究では、O型の人は他の血液型よりも約2倍刺されやすいという報告もあります。
また、肌の色が濃い方は熱を吸収しやすく、蚊に感知されやすいとも言われます。
しかし、それだけでは説明できない差があることが、最近の研究で分かってきました。
足裏の常在菌がカギだった!
「蚊に刺されやすい人」と「刺されにくい人」の違いを調べた研究で注目されたのが、
足の裏に住んでいる常在菌です。
足の裏には汗腺が集中しており、汗と常在菌が組み合わさることで「イソ吉草酸」「カルボン酸」「乳酸」といった独特のにおい成分が作られます。
これらは蚊が好む化学物質であり、多く発生している人ほど蚊を強く引き寄せてしまうのです。
つまり、血液型や肌の色よりも、足の裏の菌の状態が蚊に刺されやすさを左右するという、ちょっと意外な事実があるのです。
蚊に刺されやすい人の生活習慣
• 足をあまり洗わず、菌が繁殖している
• 汗をかきやすいのに拭き取らずそのままにしている
• 同じ靴を毎日履いて蒸れた状態を繰り返している
こうした生活習慣は、蚊を呼び寄せる“においの発生源”を作ってしまいます。
具体的な対策
1. 足裏を清潔に保つ
→ シャワーのときに足裏まで丁寧に洗う。
2. アルコール除菌を取り入れる
→ 除菌シートなどで足裏を拭くと、におい成分を減らし蚊に刺されにくくなるという研究報告があります。
3. 靴の管理
→ 同じ靴を毎日履かず、2日以上乾燥させる。日光消毒や乾燥剤も効果的です。
4. 汗対策
→ 足の指の間まできちんと乾燥させるだけでも違います。
足の裏は清潔に
夏の終わりは「蚊に刺されやすい人」と「刺されにくい人」の差がはっきり出る季節です。
血液型や肌の色も要因ですが、実は足裏の常在菌が大きなカギを握っていました。
足の裏を清潔に保つこと、靴の管理をきちんとすること。
「なぜか自分ばかり刺される」と感じていた方は、ぜひ足裏ケアを取り入れてみてください。
意外なところから、快適な毎日が始まりますよ。