~ぐっすり眠って、夏の朝をラクに迎えるために~
こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
「夜中に汗びっしょりで目が覚めた…」
「朝起きたら頭が痛い、体が重い…」
「エアコンをつけっぱなしで寝るのはなんとなくイヤ…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実はそれ、夜間熱中症の初期サインかもしれません。
熱中症というと、炎天下で倒れるイメージがありますが、実際には夜間、寝ている間に脱水や体温上昇が進んでいるケースも多いのです。
特に更年期世代の女性は、自律神経が乱れやすく、寝ている間の発汗や体温調節もうまくいかないことが多いです。
今回は、そんな“夜間熱中症”から自分を守るための【3つの大切なポイント】をご紹介します。
ポイント①:「寝る前のコップ一杯の水」
夜間の熱中症で最も多いのが脱水症状です。寝ている間は想像以上に汗をかいています。
エアコンをかけていても、呼吸や代謝で体内の水分は失われているのです。
「夜中にトイレに起きるのがイヤ」と思って水分を控えてしまう方も多いですが、
寝る30分前くらいに常温の水を1杯飲むだけでも、体はかなり楽になります。
スポーツドリンクやお茶ではなく、カフェインを含まない“水”がベストです。
ポイント②:「エアコンは“つけっぱなし”が正解」
「エアコンは体に悪い」と思って、夜中に消していませんか?
実は、それが熱中症の原因になっていることもあります。
寝ている間は汗をかいても気づきづらく、自分で「暑い」と感じる前に体温が上がりすぎてしまうことも。
特に女性は、筋肉量が少ない分、体温調整力も低め。
おすすめは、
• 28℃前後のやや高め設定でつけっぱなし
• 扇風機を弱めに回して空気を循環させる
直接冷気が当たらないように風向きも調整すると、快眠しながら熱中症予防になります。
ポイント③:「寝室の“熱ごもり”をなくす」
日中に締め切った部屋は、思っている以上に熱がこもっています。
実際、夜になっても天井や壁が温まったままで、室温がなかなか下がらないことも。
夜の寝室に入って「もわっ」とした感じがしたら要注意!
寝る1〜2時間前には、
• 窓を開けて風通しをよくする
• 窓が開けられない場合は、換気扇や扇風機を活用
また、枕元に保冷剤をタオルで巻いて置くのも、首元をやさしく冷やしてくれて快眠に◎。
女性は“冷やしすぎ”にも注意!
熱中症が怖いからといって、冷房をガンガンにして体を冷やしすぎると、
今度は腰痛や頭痛、冷え、不眠の原因に。
特に坐骨神経痛や股関節痛のある方は「お尻を冷やしすぎない」ように気をつけてくださいね。
夜間熱中症は、静かに、確実に体をむしばんでいきます。
でも、ちょっとした対策で、防ぐことも回復することもできます。
「朝がつらいな」「ぐっすり眠れないな」
そんな時は、体からのサインかもしれません。