こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
夏の冷房で「背中がガチガチ」呼吸が浅くなっていませんか?
「夜、寝つきが悪いんです」
「何度も目が覚めちゃって熟睡できない…」
そんなお悩みを抱える50代の女性が来院されました。
最初は「年齢のせいかな」「更年期かな」なんてお話しされていましたが、
お体を見せていただくと、背中全体がガチガチに固まっていて、肋骨がほとんど動いていない状態でした。
夏は“自律神経”が乱れやすい季節
夏は、暑さに加えて冷房による寒暖差が激しい季節。
特に50代以降の女性は、もともと自律神経のバランスが崩れやすくなる年代でもあり、ちょっとした温度差でも体がついていけなくなります。
冷房の効いた室内で長時間過ごすと、体が冷えて筋肉がこわばり、背中や肩がガチガチに。
特に「背骨のまわり」や「肋骨まわり」の筋肉が硬くなると、呼吸のたびに肋骨が広がらなくなり、呼吸が浅くなるんです。
呼吸が浅くなると、眠りが浅くなる
呼吸と睡眠には、実は深い関係があります。
浅い呼吸が続くと、交感神経(活動モード)が優位になり続けてしまい、リラックスできません。
本来、夜は副交感神経(休息モード)が優位になってぐっすり眠れるはずなのですが、背中や肋骨が硬くなっていると、その切り替えがうまくできないのです。
結果的に、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなって途中で目が覚めてしまったりするという悪循環に。
今回の女性も「ただ眠れないだけ」と思っていて、
背中が硬くなっていることや、呼吸が浅くなっていることにはまったく気づいていませんでした。
実際に施術で肋骨まわりをゆるめ、呼吸を深くできるようにすると
「えっ?なんか吸いやすい!」
「背中が軽い…!」と、驚かれていました。
そして数日後、「久しぶりに夜中に起きずに眠れました」と嬉しいご報告も頂きました。
眠れない原因は“背中”かも?
「年齢のせい」「更年期だから」とあきらめる前に、
まずは呼吸の深さ、背中のこわばりを見直してみてください。
夏は外の暑さと室内の冷房で、体は思った以上にストレスを受けています。
睡眠のお悩みも、もしかしたらそこからきているかもしれません。
深い呼吸ができるようになると、眠りの質は本当に変わります。