こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
「夜中にトイレに起きるのがイヤで、寝る前の水分を控えてます…」
こんなお声をよく耳にします。
でも、実はこの“ちょっとしたガマン”が、
**夏の夜の不調や「夜間熱中症」**の引き金になってしまうこと、ご存知でしたか?
熱中症は「夜」にも起きる
熱中症というと、昼間の炎天下で…というイメージが強いですが、
実は夜間にも熱中症は起こります。
就寝中は汗をかいても気づきにくく、冷房や扇風機の風で体が冷えると、自律神経が乱れやすくなります。
そこに「水分不足」が重なると、
・のどの渇き
・足がつる
・熟睡できない
・寝汗が異常に多い
・朝から頭痛や倦怠感…
寝る前の“適切な水分補給”とは?
大切なのは、ただ「たくさん飲む」ではなく、質とタイミング。
おすすめはこの2つ:
① 寝る30〜60分前に、コップ1杯(150〜200ml)の常温水
→ 寝る直前だとトイレが近くなるので、少し時間を空けるのがコツ。
② 汗をかいた分のミネラルを補う
→ 麦茶、経口補水液、梅干し湯などがおすすめです。
「夜間頻尿」には、体のゆがみが関係することも
整体の視点から見ると、骨盤の歪みや股関節まわりの硬さが原因で、膀胱が圧迫されて夜間トイレが近くなる方もいらっしゃいます。
実際に当院でも、
「骨盤調整をしたら、夜中に起きなくなった!」
という方が少なくありません。
“冷え”や“ゆがみ”によって、お腹まわりの血流が悪くなっているケースも多いのです。
寝苦しい夜も、体にやさしい眠りを
・軽くストレッチをしてから寝る
・首や足首を冷やしすぎない
・お風呂はシャワーで済まさず、湯船にしっかりつかる
・適度な冷房と湿度管理(室温27℃前後、湿度50〜60%)
…など、できることから試してみてくださいね。
「寝ている間に脱水なんて…」と意外に思われるかもしれませんが、夜の水分補給は、あなたの眠りの質と体調を守る大切な習慣。
夜中のトイレが気になる方ほど、
体の巡りや冷え、自律神経のバランスを見直してみるのがポイントです。
我慢ではなく、体と向き合って快適な夏を過ごしましょう