こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
「うちの主人、先週脳梗塞で入院したんです…」
そんなお話をしてくださったのは、いつもご来院くださっている60代の女性の患者様でした。
幸いにも早期発見だったとのことで、命には別状はなかったのですが、
しばらく入院され、退院後は病院のリハビリと並行して、当院でのケアもご希望くださいました。
このようなお話が、他人事ではなく身近で起きていることを、あらためて強く感じています。
なぜ「夏」に脳梗塞が増えるのか?
脳梗塞といえば、冬に多いイメージを持たれている方も多いかと思います。でも実は、猛暑の夏にもリスクは高まるのです。
主な理由は、「脱水」と「血液の濃縮」です。
暑さによる大量の発汗、そして食欲不振による水分・塩分不足が重なると、血液がドロドロになり、血栓ができやすくなります。
さらに高齢者の場合、
「のどが渇いた」と感じにくくなるため、水分摂取が後回しになりがち。
こんな症状が出たらすぐに受診を
脳梗塞は“初期のサイン”を見逃さないことがとても大切です。
• 急にろれつが回らなくなった
• 顔の半分だけが下がるような感覚
• 片腕や片足に力が入らない
• 視界が急にぼやける
どれか一つでも感じたら、すぐに医療機関へ。
数分〜数時間で元に戻ったとしても、「一過性脳虚血発作」の可能性があり、本当に要注意です。
今からできる、具体的な予防策
脳梗塞のリスクを減らすために、日常生活の中で以下を意識しましょう:
①水分はこまめに摂る
「一気飲み」ではなく、「1日を通して少しずつ」が基本。
特に朝起きた直後、入浴前後、寝る前は必須です。
②エアコンを我慢しすぎない
熱中症対策だけでなく、体力の消耗を防ぐ意味でも重要です。
③適度に体を動かす
血流を促す軽い体操やストレッチは、坐ってばかりの生活を防ぎます。
当院では、関節の動きや筋力バランスに配慮したストレッチ指導も行っています。
リハビリは「心の支え」にもなる
先日ご主人が退院された患者様は、
「本人は歩けるつもりでも、実際はまだ怖いみたいで…でもここに来ると、手厚くやってくれるので安心するって言ってます」
と、涙まじりに話してくださいました。
リハビリは、筋肉や関節を動かすだけではありません。「また動けるようになる」「また一緒に出かけられる」そんな希望を支えるケアでもあるのです。
病院でのリハビリでは物足りない、もっと早く動けるようになりたいという方は整体での施術を
ご希望される方も多くいらっしゃいます。
あなた自身、そしてご家族のために
脳梗塞は突然やってきます。
でも、日々の小さな習慣で、そのリスクは確実に減らせます。
自分を守ることは、大切な人を守ることでもあります。
「最近ちょっと体が重いな…」
「血圧が気になるけど放ってある」
そんなサインを感じたら、ぜひ一度ご相談ください。