こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
「姿勢をよくしよう」と思って、腹筋や背筋を頑張っているのに――
なぜか腰の反りが強くなって、腰が痛くなる。
それ、もしかすると**“努力の方向”が間違っている**のかもしれません
反り腰とは?
反り腰とは、骨盤が前に傾き、腰のカーブ(腰椎の前弯)が強くなった状態をいいます。
一見、姿勢がよく見えるのですが、実は常に腰の筋肉に負担がかかっている状態。
長時間のデスクワークやヒールの使用、立ち姿勢でのお尻の突き出しグセなど、
日常の“美意識の積み重ね”が、知らぬ間に反り腰をつくっている方がとても多いです。
とくに、
・デスクワークが多いキャリア女性
・姿勢や見た目に気を使う主婦層
腹筋をしても治らない理由
反り腰の人が腹筋を頑張ると、一時的に引き締まったように見えます。
しかし多くの場合、「腹直筋(お腹の表面)」だけを使ってしまい、本来支えるべき“インナーマッスル”が使われないのです。
するとどうなるか。
腹圧が正しくかからず、骨盤が前に引っ張られたまま固定されてしまいます。
結果、腹筋すればするほど反り腰が強くなるという逆効果に。
本当に大切なのは、「筋トレ」ではなく「バランスを取り戻す」ことです
放置するとどうなるのか
反り腰を放置すると、腰椎が常に圧迫されるため、
将来的に椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症などのリスクが高まります。
「まだ若いから大丈夫」と思っていても、
長年の姿勢のクセが40代・50代になってから一気に表面化するケースも。
腰だけでなく、股関節や膝、首や肩にも影響が出てきます。
つまり、**反り腰は“全身のゆがみのスタート地点”**なのです。
改善のポイント
① 骨盤の角度を整えること
骨盤が前に倒れすぎていると、どれだけストレッチしても根本は変わりません。
整体では、骨盤の前傾・後傾のバランスをリセットし、背骨の自然なカーブを取り戻します。
② 太もも前の緊張をゆるめること
反り腰の方の多くは、大腿四頭筋(ももの前)が常に硬くなっています。
ここをゆるめるだけで、骨盤の傾きが自然に戻り、腰の反りが軽くなります。
③ インナーマッスル(腸腰筋)を活かす呼吸を覚える
「息を吸うときにお腹を少し膨らませる」――これだけで体幹が安定します。
深い呼吸ができると、姿勢がスッと整い、余計な力を抜いた美しい立ち姿に。
努力する方向を変える
反り腰を治すには、頑張るよりも「ゆるめて整える」こと。
筋肉を固めて姿勢を作るのではなく、体の重心とバランスを取り戻すことが本当の改善です。
正しい骨盤の位置に戻ると、腰の痛みが減るだけでなく、
・ヒップラインが自然に上がる
・下腹がスッとへこむ
・脚がまっすぐに見える
といった嬉しい変化も起こります。
反り腰は「治らないもの」ではありません。
正しい方向に整えていけば、体は必ず応えてくれます。
日々頑張っているキャリア女性、家族の健康を支える主婦の方――
あなたが“頑張らなくても美しくラクでいられる姿勢”を取り戻すことが、
何よりの自己投資になります。
「腰の反りが気になる」「長時間座ると腰がつらい」と感じたら、
それは体が発している“改善のチャンス”。
痛みが出る前に、骨盤のバランスを見直してみてください。
10年後のあなたの体が、きっとその選択を感謝してくれます。







