坐骨神経痛と腸内環境の、意外な関係

こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。

今日は「坐骨神経痛」と「腸内環境」という、一見まったく別のものに見えるふたつのテーマについてお話ししたいと思います。

実は最近、当院に通われている40代の女性の患者さまから、こんなお声をいただきました。
「先生、不思議なんですけど、坐骨神経痛がラクになってきた頃から、お腹の調子までよくなった気がするんです」

実はこれ、とても理にかなっているんです。

神経と腸は、つながっている

私たちの身体には「自律神経」という、内臓や血管、筋肉などの働きを無意識に調整してくれる神経があります。
この自律神経は、腸の働きにも、坐骨神経の炎症にも、深く関わっています。
とくに「交感神経」が過剰に働くと、身体は常に緊張状態になり、腸の動きが悪くなります。

そして血流も低下し、神経の回復も遅れる。
つまり、腸内環境が乱れることで神経が過敏になったり炎症が長引いたりすることもあるんです。

当院の整体では、骨盤の歪みや腰椎の圧迫を整えるのはもちろん、内臓の位置や動きまで含めた“全身の調和”を意識しています。

とくに腸の働きが落ちている方は、

• 下腹部が冷えている
• おへその周囲が硬い
• 呼吸が浅くなっている

という共通点が見られます。

こうしたサインを見逃さず、お腹の奥の筋肉の緊張をゆるめたり、呼吸を深くする施術を取り入れることで、結果的に坐骨神経痛の回復スピードがぐっと上がります。

では、整体の施術とあわせてどんな習慣を心がければいいのか？
忙しい大人の女性でも取り入れやすい３つのポイントをご紹介します。

1. 朝、白湯を1杯飲む
　腸をやさしく目覚めさせ、血流がよくなります。

2. 夜9時以降は、食べない
　腸を休ませる時間をつくることで、炎症が収まりやすくなります。

3. よく噛んで、笑って食べる
　リラックスすると、副交感神経が働きやすくなり、腸の動きが活性化します。

整体で身体を整えながら、内側からも整えていく。
それが本当の「根本改善」だと、私は考えています。

「坐骨神経痛」と「腸内環境」。
一見関係なさそうでも、実は体はすべてつながっています。

どこに行っても痛みが取れなかった方が、当院での施術と腸内のケアを通じて、

「あれほど悩んでいたのがウソみたい」とおっしゃってくださることもあります。

身体は、変わります。
年齢や体質のせいにしないで、自分をもっと大切にしてあげてください。

あなたの本来の笑顔と、美しい姿勢を取り戻すヒントになれば幸いです。