こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
先日いらっしゃった40代の女性患者さま。ホテルのカフェでの打ち合わせ中、ふとした瞬間に足にズキンと鋭い痛みが走ったそうです。
その場は笑顔でやり過ごしたものの、スカートの下では左足がピリピリとしびれ、立ち上がるのも大変で一苦労しましたとお話ししていました。
その方は過去に「軽い椎間板ヘルニアですね」と診断されていたものの、薬で様子を見るしかないと言われたまま、2年以上が経っていました。
このように、坐骨神経痛とヘルニアが関係しているのか、どう向き合えばいいのか迷われている方は少なくありません。
今日は、「坐骨神経痛とヘルニアの関係」について、そして「本当はどうすればいいのか?」という視点でお話ししていきます。
ヘルニア=悪ではない、という事実
ヘルニア(椎間板ヘルニア)というと、多くの方が「手術しないと治らない」と思い込んでいますが、実はそうではありません。
MRIを撮ると、ヘルニアが写っていても症状のない人も約70%もいると言われています。これは最新のアメリカの研究で証明されている事実です。
理由は、「神経を圧迫している原因」が、骨や椎間板だけではないからです。
逆に、「ヘルニアは見つかりませんでした」と言われたのに、強い坐骨神経痛に悩まされている方も多いのです。
つまり、画像に写る“異常”=本当の原因とは限らないということ。
実際、当院ではヘルニアと診断された方でも、丁寧に身体を整えていくことで、日常生活に支障のないレベルまで改善される方が多くいらっしゃいます
整体だからこそできる、“本質”へのアプローチ。
では、なぜそれが可能なのか?
例えばこんなケースがよくあります。
• 骨盤がねじれて、腰にかかる負担が一部に集中している
• 深部の筋肉(腸腰筋など)が硬くなり、神経を圧迫している
• 足の左右の使い方に偏りがあり、坐骨神経に常に引っ張りがかかっている
これらはレントゲンやMRIには映らないけれど、神経を刺激し、痛みやしびれの原因になる大切な要素です。
当院では、その「目に見えない原因」にフォーカスし、筋肉・関節・神経の動きを丁寧に整えていきます。
忙しい女性に多い“無意識の我慢”
実は、40代以上の女性、とくに仕事も家庭も両立されている方や、常に人前に立つような生活をされている方ほど、“痛みを無意識に我慢するクセ”があります。
• 少しの痛みなら薬でなんとかなる
• 忙しくて、つい自分のことは後回し
• 「こんなことで通うのは大げさかな」と遠慮してしまう
でも、それが蓄積されることで、ある日突然「足に力が入らない」「寝返りで激痛」「足がカアーッと熱くなる」といった深刻な症状につながってしまうのです。
だからこそ、「まだ大丈夫なうちに」ケアを始めることがとても大切です。
ヘルニアは恐れる必要ありません
ヘルニアと坐骨神経痛。どちらも恐れる必要はありません。
本当の原因を見つけ、丁寧に整えていけば、身体はちゃんと応えてくれます。
あなたの身体は、あなたが思っているより、ずっと賢く、強く、回復力を持っています。
忙しい毎日の中でも、自分の身体と向き合う時間をつくってあげてください。
それが、健康的なしなやかさを保つ、いちばんの近道です。