千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
今日もブログをご覧になっていただいて誠にありがとうございます。
今日は「フレイルサイクルに注意!このような予兆はありませんか?」という事でお話ししたいと思います。
なぜこのお話をするかというと、私が昨年の11月から診させていただいている60代後半の男性の患者様で自分でフレイルではないかとお悩みの方がいらっしゃいました。最初は股関節の痛みや腰の痛みでお困りで、奥様が先に亡くなられてしまって一人暮らしの方でうつ傾向もあって精神内科にも通っているとお話ししてくれました。
そこから1年ぐらい経ちますが、施術を通して色々なお話とコミュニケーションをとらせていただいて、股関節や腰の痛みもほとんど感じなくなったし、最初よりもだいぶ雰囲気も明るくなられたという事がありました。
特にコロナ後は外出が減ってしまったり、同じようにお困りの方が多いのではないかという事で、フレイルについてお伝えしていきたいと思います。
そもそもフレイルとは?
フレイルとは健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下がみられる状態をいいます。
フレイルの構成要素
身体的→低栄養、口腔機能低下、運動器障害
社会的→閉じこもり、孤立、孤食 これらによってADL(日常生活動作)低下
精神・心理的→軽度認知障害、うつ、生活機能障害
フレイルサイクル
フレイルになってしまう過程は悪循環を繰り返すのでフレイルサイクルと言われます。
加齢によって筋肉量が減少すると、活動量が減り、エネルギー消費量が低下する。
その状態では食欲が湧かないので食事量が減り、タンパク質をはじめとした栄養摂取不足になり、低栄養状態になる。低栄養状態になると体重が減少し、筋肉量が減少していく。
今日お伝えしたフレイルを構成する要素とフレイルサイクルを理解していただいて、同じような状況にある方は何か一つでも生活パターンを変えるきっかけになっていただければと思います。
また、ご質問等や感想、記事のリクエストがありましたらお気軽に公式LINEから牧野にお願いいたします。
では今日のブログは以上になりますので、今日の記事がご自分の生活の役に立ったという方はぜひ高評価、グッドボタンをお願いいたします。
では、また次回お会いしましょう。