こんにちは、千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
暑さ対策グッズとしてすっかり定着した「ハンディファン(携帯扇風機)」。
外出中や通勤中、メイク崩れ防止にも重宝されていて、特に女性の間では大人気です。
でも実は…
その便利アイテム、使い方を間違えると体調不良を引き起こすって知っていましたか?
以下に、整体師の視点から「ハンディファンの注意点と体への影響」をお伝えします
首に当てすぎ注意!自律神経が乱れる
特にやってしまいがちなのが、首元に直接風を長時間当てること。
首には自律神経が集中しているため、冷風で首を冷やしすぎると、以下のようなトラブルが起きやすくなります。
• 首や肩のコリがひどくなる
• 頭痛が出る
• 呼吸が浅くなる
• 自律神経が乱れ、眠りが浅くなる
• めまい、だるさ、倦怠感が出る
特に40代以降の女性は、ホルモンバランスの乱れも重なって自律神経が不安定になりやすい時期。
そこに首の冷えが加わると、夏の不調が一気に加速します
ハンディファンで「汗を止める」と逆効果に
もう一つの落とし穴が、「汗を無理に止めること」。
体は本来、汗をかくことで体温調節をしています。でもハンディファンをずっと当てて汗を止めてしまうと、
• 体温が逃げにくくなり
• 体の中に熱がこもって
• 結果、熱中症になりやすくなるのです。
実は体の中では“冷却不全”が起きているかもしれません。
ハンディファンが原因で坐骨神経痛も?
ある50代の女性の例です。
デスクワーク中、ずっとハンディファンで首を冷やしていたら、腰とお尻に痛みが出てきたとのこと。実はこれ、首の冷え→自律神経の乱れ→筋肉が硬くなる→坐骨神経痛へという流れ。
血流が悪くなると、全身の筋肉がこわばり、特に腰や股関節まわりに不調が出やすくなります。
便利グッズが、まさか坐骨神経痛の引き金になるなんて…想像していなかったそうです。
正しい使い方を知って“冷え疲れ”を防ごう
ハンディファンを完全にやめる必要はありません。
大事なのは**「正しい使い方」**を知っておくこと。
【牧野がすすめる使い方】
• 首ではなく、顔や手首、足元に当てる
• 冷房の効いた室内では使用を控える
• 首に当てる場合は短時間にとどめる
• 寝る前の使用はNG(眠りを浅くします)
• 長時間当て続けず、“風を浴びる”感覚で軽く使う
夏の体調不良、原因は“ハンディファン”かも?
毎年のように「夏の不調」が出ている方、もしかしたらハンディファンが原因かもしれません。
・首こり
・だるさ
・坐骨神経痛
・眠れない
・朝起きてもスッキリしない
そんな不調を感じている方は、一度**“ハンディファン疲れ”を疑ってみてください。**
使い方を見直すだけで、あなたの夏がもっと快適に過ごせるようになります。
不調が続く方は、冷えや体のこわばりをチェックするのもおすすめです。
当院では、あなたの身体の状態をしっかり見て、冷えや自律神経の乱れに対して的確なアプローチを行います。お気軽にご相談くださいね。