千葉県習志野市京成大久保駅徒歩5分にあります、めぐわ整体院の牧野です。
今日もブログをご覧になっていただいて誠にありがとうございます。
今日は「ペットボトルのお茶と残留農薬」についてお伝えしたいと思います。
ペットボトルのお茶買いますか?
みなさんはコンビニでお茶を買いますか?
ペットボトルのお茶を買って飲むという方、非常に多いと思うのですが、そんなお茶のほとんどから残留農薬が検出されているって知っていましたか?
これは北海道大学が調べた研究結果が記事で載っていたのですが、9検体調べて、9検体全てでネオニコチノイド系農薬が検出されたという事でした。
ネオニコチノイド系農薬というのは主に神経系に作用して、害虫を殺すのですが、それが人間にも影響を及ぼしているという事例も数多く報告されていますので注意が必要です。
ネオニコチノイド系農薬とは?
ネオニコチノイド系農薬は神経伝達物質アセチルコリンに作用し、神経伝達を阻害することで害虫を駆除する農薬の総称です。
アセチルコリンという物質は人間の神経伝達でも使われており、何年も前から健康被害が叫ばれています。
一例では長野県で7人の子供を調べると、全員からネオニコチノイドが検出されたという報告もあります。
野菜ジュースを検査しても残留農薬が100%出ると言われています。
普通に生活していて摂取する量なら問題ないのですが、極端に多量に摂取すると、急性中毒となり、呼吸困難、昏睡、頻脈、低血圧、吐き気、嘔吐、発汗などの症状が出ることもあります。
残留農薬が人間の脳に何らかの悪影響を与えているのは間違いないと考えられます。
特に成長期の小さい子供がいるご家庭は注意をした方が良いと思います。
胎児期から幼児期に農薬を摂取することで、自閉症スペクトラムやADHDなどの発達障害の子供が増えていると言われています。
日本の規制は緩すぎる!
ネオニコチノイド系農薬については危険性が確認されたことで、EUやアメリカ諸国では2018年に全面的に使用禁止になっています。
ところが、日本では逆行して規制緩和の動きがあります。日本の残留農薬基準は海外に輸出すれば検疫ではねられるほど高いのが現状です。日本では安全でも海外では危険とされている場合があるという事ですね。
残留農薬は摂り続けたり、摂り過ぎると健康被害は出ると考えられます。
人間の感受性にも個人差はあるので一概には言えませんが注意は必要だと考えます。
残留農薬の基準値で日本と海外を比べると、チアクロプリド600倍、チアメトキサム20倍、アセタミプリドは15倍というように日本の残留基準値は信じられないほど緩いのが現状です。
日本の消費者がキレイな野菜を求めてしまっているのも原因だと思いますが、私たちが「良い野菜」とは何かを今一度見直して、オーガニックの物を選んで消費していくことが必要です。
今回お伝えしたペットボトルのお茶と残留農薬の事をぜひ知っていただいて、ご自分の生活の中で役立てていただければと思います。
日常的にコンビニやスーパーでペットボトルのお茶を買う方は水に変えることをお勧めいたします。特に小さいお子様がいる方や妊婦さん、これから妊娠や出産を考えている女性の方は注意された方が良いと思います。
また、ご質問等や感想、記事のリクエストがありましたらお気軽に公式LINEから牧野までお願いいたします。ではまた次回お会いしましょう。